ゲームプレイ感想:BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE

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こんにちは。

今日は『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』について書きます。

こいつは2018年5月31日に発売した「ブレイブルー」シリーズ最新作、格闘ゲーム。「ブレイブルー」・「アンダーナイトインヴァース」・「ペルソナ4」・「RWBY」からキャラクターが参戦!っていうのがウリのオールスターゲーム

前から3つは元々格闘ゲーム作品がそれぞれあって、開発が全部アークシステムワークス(「ギルティギア」・「AC北斗の拳」とかの会社)だったので作りやすかったんだろうね。RWBYは謎だけど。実際3作品のグラフィックは流用されているので過去作プレイヤーには馴染みのある挙動に落ち着いていた。(ソフト価格が新品¥5700程度とPS4のゲームにしては安かった理由はこういう事情で開発費を節約できたからなのかな?)

 

自分としてはブレイブルー(BB)はシリーズ(CSEX,CP,CF)を触ってきたので馴染み深い作品なのだけれど、他は正直よく知らなかった。ぶっちゃけBBだから買いました。

 

良かった・面白かった点

タッグバトルの面白さ

BBシリーズは1vs1のゲームなので、ストライカー出したりとかパートナーと交代というのは今までなかった。ストライカーゲージはすぐ貯まるからバンバン撃ってね!という設計(たぶん)。ゲージ技をパートナーと同時に放つ「ディストーションスキル・デュオ」、ヒットするとパートナーと一緒に追撃するド派手な特殊演出のある中段「クラッシュアサルト」、パートナーが自動で攻撃してくれる「ロスコン」など強力な攻撃手段が揃っており、パートナーとの連携が勝利のカギだ!ってことでしょうね。

 

クロスオーバー作品ならではの演出

 戦闘前・勝利後のタッグ会話が作品の垣根を超えたさまざまな組み合わせで見られる。主人公×主人公やら悪役×悪役から、原作で見られなかった同作品キャラ同士の掛け合いも必見。個人的にはジン×オリエ、ナオト×ハザマとかの掛け合いが好き。

 

初心者に配慮した操作

格闘ゲーム特有の複雑なレバー操作を大胆に廃止。波動コマンド(↓↘→+P)さえ覚えれば全ての必殺技が使える。真空波動拳(↓↘→↓↘→+P)や昇龍拳(→↓↘+P)すら必要ない。

適当にA連打B連打するだけで最低限のコンボを繋いでくれるので初めて触る人でも「格闘ゲームしてる」感を味わうことができる。当たり前だけど、勝ち負け以前に必殺技すら撃てない状態はつまらないよ。そう思うし自分はスタイリッシュモード積極的肯定派です。マニュアル操作はゲームに慣れてからで、初心者にはまずゲームを遊んでもらうところから始めればいいと思う。

 

不満点

単純にシナリオがつまらない

そもそも格闘ゲームのシナリオなんておまけみたいなもんだろ!って言われるとそれまでなんですが、つまらなかったです。BBシリーズはストーリーモードに力を入れてきただけにがっかり。悪い意味でBBっぽいストーリーではなかった。中二病全開のBB節を期待していたのに「よくある無難な感じのソシャゲのコラボイベントストーリー」みたいになってたので残念。ハザマとかユウキテルミとかもうちょい上手く使えなかったのかなあ。

 

初心者向けって本当かなあ

自分はにわか下手くそプレイヤーなので大いに反論はあると思いますが、システムに対して自分が思ったことを言います。

これは自分がってわけじゃないんですけど、レビューとか見てると脳死連打ゲーじゃんクソみたいなコメントを散見するんですよ。まあコンボ簡略化したからそうなんですけど、むしろコンボによる腕前の差が少なくなった分、立ちまわりが上手くないと勝てないと思いました。多分、初心者vs初心者が対戦するとゴルドーやワレン使った人が勝つんじゃないですかね。ガードや反撃わからないとリーチの広いキャラに一方的にやられて終わるんじゃないでしょうか?この場合はパートナーで牽制入れて近づくのがベターかと思いますが、Pボタン周りの行動の存在からBBCFよりもかえって考えること増えてる気もするんですよね。

2vs2自体が初心者向けではない・・・?と思ってしまう。そうすると開発コンセプトにそもそもブレがあったのでは?と思う。

 

総括

個人的には面白いゲームだと思うし、簡単操作でバカスカコンボ決まるし、友達と遊ぶにはいいと思います。自分は躊躇なく強いキャラ使う派なので問題点に書くか迷った挙句結局書くのやめましたが、キャラ格差は結構あるので使うキャラによっては色々厳しいですね。