ウマ娘 感想メモ
スマホゲームの『ウマ娘プリティーダービー』を未だに遊んでなかったので、とりあえず1週間程度遊んだ。
メモがてら感想を書き出してみる。
どんなゲームか
大雑把に言えば、美少女育成SLGである。
遊びの感覚とテーマは『アイドルマスター・シャイニーカラーズ』に近い。
ストーリーや世界観
「ウマ娘」の少女たちは、陸上選手(?)育成学校に通い、栄冠を夢見て切磋琢磨している。
プレイヤーはトレーナーとなって、担当する少女を優勝させるために力を尽くす。
遊び
日程に沿ってトレーニングコマンドを選びながらウマ娘を育て、設定された目標レースで勝てるように能力を鍛えていく。
ウマ娘にはそれぞれ適正があり、それらを活かしながら効率よく勝てるようにするにはどのコマンドを選べばよいか?という選択が主たる遊びだ。
目標をクリアしていくごとにお話が進展していき、先のストーリーが読める。
商材
キャラとサポートカードの2種類。それぞれガチャから排出される。
キャラは育成する選手であり、基礎能力や本筋のストーリーに関わる。
サポートカードは育成を支援するアイテムで、育成中に強化イベントを発生させたり、トレーニングの効果を底上げしてくれる。
多分、キャラは上位互換を出せないので、サポートカードでインフレを引き受けながら運営するスタイルなのだと思う。
好きなキャラの上位互換が知らない別キャラで出てきたらめちゃくちゃ萎えるからね……。
良いところ
映像・グラフィック
公式の上げてる動画貼ります
このクオリティのモデルが10体以上同時に動いて、しかもロード地獄にならないのは凄い。
トレーニング中の映像もかわいい。
SLGってACT等と比べると基本地味なので、このゴージャスな映像がないとキャラ1人育て終わる前に離脱すると思う。
おそらく信長の野望とかファイアーエムブレムをずっとやってられる人種しか残らない。
※なお、ウイニングライブ(勝利後のライブ演出)はメディアミックスの都合上後から付いたものだと思うので、個人的にはあまり評価していない。ゲームシステムや育成内容と全然関係ないし。
ストーリー
単純にお話がよく出来ている。誰にでも理解できる表現を使い、楽しく、熱く、時に泣かせる物語が楽しめる。
ソシャゲのストーリーは妙に陰鬱だったり、謎めいた難しい言葉を繰り返し使うものがまあまあある。特に大陸系ソシャゲに多めな印象。
こういうのが個人的には肌に合わないので、明るく楽しく、熱血なストーリーに「これでいいんだよ」と思わず膝を打った。
ストーリー…ちょっと紹介
最初に育てたのはタマモクロスだった。
彼女は小柄な体格や小食なところ、貧乏な家庭出身なことにコンプレックスを抱いているが、家族のために勝利をひたむきに目指す熱いハートを持つウマ娘だ。
小柄な体格ゆえに挫折も経験するのだが、それを乗り越えて連勝街道を突き進んでいく。
しかし、1学年下のオグリキャップも急激に力をつけてきて、強大なライバルとして立ちはだかる。タマモクロスは彼女に勝つために、食うや食わずで文字通り命を削りながら、次勝てるなら壊れてもいいという覚悟で戦いに挑む。
そのひたむきさや意志の強さ、滅びの美学と哀愁を感じて、じーんと来てしまった。
…
…
……でも1回目は勝てなかった。
そりゃー2回目育てるよね。悔しいから。レベルデザインがよく出来ているな!!と感心した。
悪いところ
遊びが1種類しかない
育成とレースの往復以外やることがない。良い因子を引けるまで同じことを繰り返すだけなので飽きが早い。
例えばパズドラならパズル遊びはいつも同じでも、敵の属性やギミックによってパーティーが変わったり、スキルを使う順番が違ったりする。その作戦を考えながら色々なボスを攻略するのが面白い。
そりゃ周回はあるけどボスの種類変えれば遊びの種類は変わる。
しかしウマ娘はどの子を選んでもやることが大して変わらず、お話を読む以外の楽しみがあまりない。なので毎日遊びたいか?と言われると微妙。
新しいキャラをゲットするか、新しいストーリーのアップデートがないと、モチベーションが続かないかも。
総括
飽きやすさに課題はあるが、特にビジュアル・ストーリー面で非常に優れたゲームだと思う。
漫画『シンデレラグレイ』が今気になってるので、Cygamesはメディアミックス上手いな~~と身をもって感じてる。