感想 ふしぎの海のナディア 下

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前回に引き続き、「ふしぎの海のナディア」27~39話を観たので感想を書いておく。

前回(14~26話)

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○あらすじ

ノーチラス号との別れをつげたジャンとナディアたち。無人島での束の間の平穏を楽しむ一行だったが、彼らが上陸した「流れ島」はなんと古代アトランティス人によって作られた船だった。謎の声に導かれたナディアは自分が大昔宇宙からやってきた宇宙人の末裔だと知り、ショックを受ける。そして故郷タルテトスへたどり着いたナディアは、自分が純粋な地球人でなく、世界を滅ぼす危険な力を持たねばならない運命に絶望するが、ジャンやグランディスらの愛情を知って安堵の涙を流す。

しかし、ガーゴイルの空中戦艦が襲来して、ナディアは攫われてしまう。ナディアが身代わりになればジャンたちの命は助けるという約束だったが、ガーゴイルは約束を反故にして殺そうとする。絶体絶命と思われたその時、Nノーチラス号が助けに駆けつける。再び集結した一行はナディア救出のため、反撃へと出るのであった。

 

○感想

24話から始まる無人島編は非常に評判が悪いのだが、確かにそうだろうなと思った。大雑把に言うとジャンとナディアが喧嘩したり、仲直りしたりのドラマを描くパートなのだが、本筋と関係ない話が続く上に無人島から出ないので毎話同じ話を見せられているような気分になる。特に登場人物がキャラソンを歌いながら過去回想を流すだけのエピソードがあるのだが、本当に何も進んでいないので尺稼ぎに思われても仕方ないと思う。おそらく、直前の23話までと、終盤37話~39話の作画コストが非常に高く、制作が追いついていなかったのではないか。それは仕方ないし、終盤は素晴らしい作画を披露し、風呂敷をキッチリ畳みきったので許せるエヴァンゲリオンで結末ぶん投げてきたのを見せられてきた身としてはよくまとめたと評価したい。

Nノーチラスといいメカデザインが非常によく、戦闘シーンの作画もいい。潜水艦ノーチラス号のデザインを踏襲しながら飛行戦艦として違和感ないデザインに昇華、戦闘をズルズルやらずに熱いクライマックスを簡潔に描き切った。
1話から自らの出自に対して負い目を感じ続けてきたナディアが、残酷な真実を知って絶望し、兄と父を喪いながらも最後には自分の運命を肯定して、周りの人々に支えられて地球に帰る一貫した物語だったと思う。

宿敵ガーゴイルは「人類は争いばかりしてお互いを傷つける愚か者。圧倒的な力を持つ誰かが統治してやらなければ、お互いを滅ぼし、地球までも破壊してしまう」と主張していた。彼が信奉する古代アトランティス人も同族の利害対立で滅ぼし合ったので、実際はアトランティス人も地球人も大して変わらない同類なのだが、彼は最後までそれを認められなかった(あるいは本当に気づかなかったのだろうか)。ナディアやネモはそれでも人類の持つ可能性を信じたいと答えるのだが、ご存知のとおり人類はその後2度の世界大戦を起こして傷つけあうガーゴイルの主張もあながち的外れではなかったのだ。争いをくだらないとわかりつつも、止められない人間の愚かさを強烈に皮肉ったエンディングと言えよう。(本編では世界大戦に一切言及せずに幸せなエンディングだけ描いて終わるので僕の行間読みですけどね)

○終わりに

全39話と少し長いですけども、自然科学や冒険活劇が好きな人は気に入ると思います。
極端な描写もないので人に勧めやすい部類です。ストーリー・デザイン・音楽のレベルが高く、単なる子どもだましではなく、子どもにもわかるような形でしっかりとしたメッセージを書いている作品です。

今回もありがとうございました。またよろしくお願いします。

感想 ふしぎの海のナディア 中

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前回に引き続き、「ふしぎの海のナディア」14~26話を観たので感想を書いておく。

前回(1~13話の感想)

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○あらすじ

再びノーチラス号に保護されたジャンたちは、ノーチラス号のクルーとの交流を通じて人間として成長していく。しかし、激化するネオアトランティスとの戦いで仲間が命を落としてしまう。そこで改めてこの船は戦争の真っただ中にいると自覚させられるのであった。
南極基地での補修を終え、ガーフィッシュを追跡するノーチラス号だったが、ガーゴイルの策略にはまりあえなく撃沈されてしまう。追い詰められたネモ船長はジャンたちを逃がし、ノーチラス号と共に深い海の底へと沈んでいったのだった。


○感想

20話を過ぎたあたりから物語の核心に迫るような情報が出てくるようになり、一気に引き込まれた。謎に包まれたネモ船長の素性や過去が明かされると、13話まででなぜどうしてと思っていた部分が解決されて気持ちがよかった。それと同時に「皇帝」という謎の人物が登場して新たな謎が生み出されたりとこれからの展開に期待を持たせる構成であった。

好きなエピソードは「大人になりたい」と主張するジャンにサンソンが厳しく現実を突きつけるシーン

ジャンは自分が大人たちの仲間として扱ってもらえないのは自分が子どもだからだと思っていた。彼は年齢こそ幼いかもしれないが、自分には発明の頭脳があると自負していただけに、「子どもだから」と仲間はずれにされるのは納得がいかなかった。不満気な態度を取るジャンに、サンソンは「お前は一人前の人間としてできていないことがある。だから子ども扱いされるんだ」と一蹴するのだった。

似たようなシーンは現実でも星の数ほどあるだろうが、ちゃんと言語化して子どもに伝えられる大人は少ないよなあって思った。ほとんどの親は「生意気言ってないで大人しくしなさい」で済ませるだろうよ。でもそれじゃあ、子どもも納得できないし、余計に不当に扱われたと思うだけだ。サンソンは言い方こそ厳しいけれど、「自分がすることのケリは自分でつける。人に頼ってばかりじゃなくて自分でできることは自分でやれ」と言語化して伝えているのがえらい。このアニメで一番好きなのサンソンなんだよな。

あと、ジャンが「ノーチラス号になぜ乗るのか?」と聞かれて、「この船のみんなが好きだから」と答えるところも好き。「父の仇を討つため」でも立派な理由なのだが、あえてそう言わなかった。ジャンのやさしさを感じて好きになったシーンだった。

○今後の展開について

まず無人島に漂流して以降、停滞している現状をどのように打開するのか。また、沈んでいったネモ船長たちは本当に死んでしまったのか。これらが大きく気になるところ。
また、皇帝の目的は一体何なのか?ということも重要なキーになりそうだ。

 

次↓

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感想 ふしぎの海のナディア 上

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経緯

 コロナ自粛で出かける場所もなく暇だったのだが、「ふしぎの海のナディア」がアマゾンプライムで無料になっていたので観ることにした。ナディアは「エヴァンゲリオン」などで知られる庵野秀明氏が総監督をしており、ヴェルヌの「海底2万マイル」に着想を得たものである。まず1/3にあたる1クール分(13話)を観たので、この時点での感想を残しておこうと思う。全て観終わってから見返したら、また新しい発見があるかもしれない。

○あらすじ

 19世紀末、科学の発展に人々は沸き、新しい世の中への期待感が高まりつつあった。その陰で世界各地の海に謎の海獣が出現し、船舶を襲っているという噂が流れていた。
 発明好きの少年ジャンは飛行機の発明コンテストに出場するためにパリの万博会場へ来ていた。そこで謎の宝石「ブルーウォーター」を持つ少女ナディアと出会う。ジャンはグランディスに追われる彼女をかばい、旅に出ることになる。
 紆余曲折あり、遭難したジャンたちはアメリカの戦艦に拾われる。彼らは例の「海獣」を退治するためにはるばる大西洋を渡ってきたのだ。そこに2匹の「海獣」が現れる。水兵たちは勇敢に戦ったが、正体不明の「海獣」の攻撃を受けて戦艦は大破してしまう。
 再び海に投げ出されるジャンたち。舵の壊れた戦艦に彼らを助ける余力はなく、途方に暮れるばかりであった。そこへ「怪物」の巨大な魚影が近づいてくる。万事休すと思われたが、その正体は巨大な潜水艦「ノーチラス号」であった―。

○感想

 私は冒険小説や冒険映画が昔から好きで、当然「海底2万マイル」も読んでいたが、このタイトルはそこまで好きではなかった。登場するメカのアイデアや「怪物」の正体が潜水艦であるというトリックも興味深かったが、謎めいた人物ネモ船長とその志にはいまいちイメージがつかめず物語に入り込むことができなかった。これに比べると「十五少年漂流記」(同じヴェルヌの少年向け冒険小説)の方がドラマチックで少年たちの心情もよく理解できるので好きだった。無論、最初に読んだ当時の私(小学校高学年頃だったか)は幼かったので評価が偏った側面もあるだろう。しかし、本作ではジャンとナディアという純真な少年少女、そしてコミカルなグランディスら3人組の登場によって格段にメリハリが生まれたように思う。

 ジャンとナディアは年少ゆえの未熟さで感情的になってお互いを傷つけるような言動をしてしまうこともある。しかし、自身の行いに反省し、「ごめんなさい」「気にしてないよ」と謝ることができる誠実さを持っている。年を取ると円熟してそういったトラブルを未然に回避するテクニックを身につける一方で、つまらない保身にとらわれて本心から謝るということができなくなっていくような気がする。本来は子どもの視聴者に向けた教訓的なエピソードだと思うのだが、大人の立場から見てもそれはそれで自らを顧みる部分があった

 「ブルーウォーター」と「ノーチラス号」の秘密、謎に包まれた「ニューアトランティス」の目的などミステリーに満ちた展開は一見「エヴァ」のそれに似ている気もするが、主人公たちが向かっていく方向性が全く異なる。シンジは運命という災害に巻き込まれてもがく方なのだが、ジャンたちは謎を解き明かすために自ら運命の渦に飛び込んでいく点が大きく異なる。まあ「エヴァ」の場合はシンジの内面の探求がメインテーマなので謎を解き明かさないのも当然だが、「ナディア」ではあくまで冒険が中心なのだという印象を受けた。
 とはいえ、グランディスらの理解ある大人の存在は無視できないであろう。彼らとは序盤こそ対立するが、とある一件以降は協力関係になる。仲間を思いやる姿勢や元は敵だったジャンたちを尊重する懐の大きさは、信頼し尊敬できる大人の姿を示していたと思う。「エヴァ」では子どもみたいな大人しか出てこなかったなあ・・・。信頼し、支えてくれる人たちがいるからこそ勇気をもって前に進んでいけるものだよな。

○今後の展開について

 ネモ船長とガーゴイルの対決がメインになると思うのだが、そこへジャンたちがどう関わっていくのかが見物。一応マリイの両親の仇という動機はあるがまだ弱いのでもう1つ2つは仕掛けが出てくるだろう。また、ネモ船長はナディアの出自について知っていながら隠していることがありそうだ。なぜ話さないのか?なぜナディアに対して冷たくあたるのか?ということも気になるところである。

続き↓

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教習所を卒業した話

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教習所を卒業した話

この度自動車教習所を卒業したのでその話を書きます。

そもそも教習所に行くことになったわけ

 前から自分は自動車に興味がなくて、この歳(22)まで教習所に行かなかった。大学に入った後親から教習所の費用は出してやると言われていたのだが、何かと理由をつけて(学業・サークルが忙しいなど)行こうとしなかった。

 正直に言えば、行こうと思えば行けるだけの暇はあったのだが、車がないと困るというような状況にならなかったので、めんどくさがって先延ばしにしてきたのである

 免許証には運転が可能になるという機能の他に信用度の高い身分証明書として使える機能がある。これに関しては学生時代の間は学生証という強力な代用品があったので特に必要性を感じていなかった。

 しかし、卒業を控えてその後を考えると、まともな身分証を取っておく必要性が具体性を帯びて想像できるようになってきた。また、4年の冬休みが集中的に教習所に通うことのできるおそらく最後のチャンスになるだろうことも大きな動機になった。

 だが、自分のように卒業ギリギリまで免許取得を先送りにするバカは滅多におらず、1人で免許合宿に行っても虚無感に襲われるだけだと思ったので実家近くの教習所に通うことにした。

第一段階、車の運転のどこが簡単なんだ

 卒論を提出した後の文系大学生は基本的に暇である。試験も2つしかなかったので冬休みに先んじて1月中旬から教習所に通いはじめた。

 元々自動車に興味ゼロな上に仕事で自動車を使わないことがわかりきっているため、ノータイムでAT限定にした。AT煽りをしてくる人種の存在は知っていたが、この際そんなことはどうでもよい。こっちは運転許可付き身分証明書が欲しいだけなのだから。目標まで最短距離で突っ走ってさっさと終わらせたいのだ。

 知らない人のために一応説明しておくと、自動車の教習は二段階に分かれている。教習所内のコースで練習する一段階と実際の道路で練習する二段階である。そして、各段階の運転の練習に合わせて座学での講義も受けなければならない。

 学科教習ははっきり言って教科書読めばわかるような内容しかないので、特に苦労はなかった。こんなのDVD配って映像授業受けるのでいいだろうと思いながら受講していた。教習所側にとっては人件費の無駄だし、我々受講生も決められた時間に教習所に行かなければならないのは大変不便である。

 その半面、技能教習には苦戦を強いられた。正直な話、世の中自分よりバカな不良でも運転しているんだから大したことはないとタカを括っていた。だが、自分は根本的に空間認識能力が鈍いということをすっかり忘れていたのであった。

 思えば小中高と球技が壊滅的にダメで、得意な分野はマラソン、器械体操、水泳、柔道、剣道と遠近感を測る能力の要らないものだった。

 これが自動車運転だと「車体感覚がわからない」という面で出てくる。具体的に言うと、視覚で見えてない部分の距離感が掴めてないので、左折で引っ掛けたり、後退関連全般がド下手だった。特に二段階の縦列駐車は最後まで成功率6割くらいだった。

 ここらへんで危機感を持ちはじめる。さっさと卒業したいのに足踏みしている場合ではない。そのくせ指導員の説明はおおざっぱでわかりにくい上に、人によって言うことが変わる。

 なので結局Youtubeで教習動画を見て予習していた。指導員の話聞くより、動画投稿者の説明の方が分かりやすい。何回でも再生できるし。
 人の何倍も予習しているので当たり前だが第一段階の技能試験は難なく合格できた。クランク・S字も一発だったので苦手の切り返しをしなくて済んだ。

 さすがに試験不合格になった場合の再試験料・補習料は自腹なので高校生とは必死さのレベルが違う
(ここでクランクが上手くいきすぎて後退を練習しなかったのは、後に縦列で苦しむ伏線であった)

第二段階、制限速度守れやクソ共が

 第二段階の初回は予約票を見ると「場内」と書いてあったので、最初は教習所のコースで第一段階のおさらいをしてから次回路上なのだと思っていた。

 というのも仮免試験合格後、繁忙期で2週間予約が取れず、練習できればいいと思っていたのだ。だがいざ教習が始まると、エンジンルームの点検の後即路上に。

 始めて実際の道路を走ると対向車との距離が異様に狭く感じるので怖い。教習所のコースでは滅多に対向車とすれ違わないし、道も広くて速度もせいぜい20~30km/hである。それが道端狭い・対向車60kmというレベル差のありすぎる環境に突如放り込まれる。

 しかもこっちは習った通りに40km制限の道を40kmで走っているのに前車にどんどん離されていく。指導員が「交通の流れを乱さないように前車について行って」と言うので合わせて走ったら「一般車と同じ走り方したら(速度違反で)捕まるよ?」だと?お前さっき自分で何て言った???
 恐怖体験終了後は手汗でハンドルびしょびしょだった。次の時間だった人には申し訳ないことをした。

 人間というのは不思議なものであれだけ本能が拒絶していたのに数時間も乗ると40~60km/hという速度に慣れてくる。実のところ第一段階でやったクランクS字のような狭い道は一般道では滅多に見ない。なので運転自体の難易度は一般道を走る方が簡単なのだ。

 案外いけるやん?と思いながら走っていると、対向車線に渋滞。こういった状況は右側の歩道の様子が見づらいので歩行者を見落とす典型的パターンである。当時はそこまで気を配れる程上達していたわけではないので運転に集中していたが。

 するとテンプレのように自転車ジジイが飛び出してきて急ブレーキ。指導員が先にブレーキ踏んでたから間に合ってたけど、下手したらキルレ1.0になってたわ
 その後の路上は特に問題なく終わったのだが、縦列駐車が全然できなかった。方向転換は問題ないのだが、縦列駐車だけ言われた通りにやっても左後輪を引っ掛けてしまう。これは右ハンドルを切るタイミングが遅れているためにそうなるのだが、どうもおかしい。そこで言われた目印をガン無視してハンドル切ったら上手くいった。?????

卒業検定、ガバ連発!

 卒業検定は路上+方向転換or縦列の総得点で合否が決まるのだが、先述の通り縦列の再現性が低いので方向転換が出題されるのを期待していた。が、指定は縦列。マジ?
 とりあえず縦列でミスるのはほぼ確実なので路上で余計な失点をするわけにはいかない。みきわめ時に右左折での減速が足りないと注意されたので、交差点手前では細心の注意を払って減速を心がけた。

 のだが、直進するべき信号がかなりきわどいタイミングで黄色になった。さすがに突っ込むレベルではないと判断しブレーキを踏んだのだが、予想以上に急ブレーキになってしまった。これが急ブレーキ判定だと-20点。シャレにならない。この時点で縦列1ミス以内がマストになってしまった
 場内に帰ってきて、必要以上に神経質に幅寄せしてから縦列に挑戦。予定通り教習所のプリントに書いてあった目印を無視してハンドルを切る。結果......一発成功!なんで?????
 後は乗車地点に戻って路駐、降車手順するだけである。しかし、縦列に全集中力を注ぎ込んだためか、路駐時の左合図を忘れる。エンジン切るときに気づく。アホ。
 それでも結果は合格だったので急ブレーキ判定なかったのかもしれない。謎。今縦列やらされたら多分できない。

 本免学科も問題なく通過し、終わってみれば全ての試験を一発通過だったわけなのだが、3月中に終わらせないと仕事が始まってしまうプレッシャーとの戦いだったので心理的には全然余裕でもなかった。とはいえ学生最後の休みで資格取れたのはコロナ覚悟で旅行行って叩かれるより有意義だったかな。

 

・これから教習所に行こうと思っている方へ贈るQ&A

Q.技能安心パックはつけた方がいい?

A.自分は結果こそ全部の試験一発合格でしたが、最悪の場合数万自腹というプレッシャーを負いながら試験を受けていたので、親御さんが払ってくださるならつけた方が楽だと思います。

Q.運転は難しい?技能試験は落ちる?

A.これは個人の運動神経とかあるので一概には言えないと思いますが、修了検定では不合格者いたので落ちる可能性はそれなりにあると思います。スポーツなら居残り練習して上手くなるとかできますけど、運転は練習できる時間みんな同じなので個人差があるのは仕方ないです。とはいえ練習すれば誰でも上達すると思います。

Q.学科試験は難しい?

A.確かに一部意地の悪い問題こそ出ますが、それら全ミスでもそれ以外がちゃんと答えられれば合格するように出来ています。技能試験と違って練習しようと思えば何時間でも教本を読んで勉強できるわけですから、これで落ちるのは努力不足なだけ。真面目にやろう。

 

ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。

アニメ『メイドインアビス』を観た話

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アニメ『メイドインアビス』1~13話および『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』を観たので感想を書くことにした。

 

観ようと思ったきっかけ

メイドインアビス』は2017年のアニメだったが、当時は特に関心がなかったので視聴していなかった。というのも、キャラクターデザインを見て、日常系アニメの一種だと決めつけていたからである。個人的な嗜好の話で当該作品ファンの方には申し訳ないのだが、ごちうさ(2014)やきんモザ(2013)などは馬が合わなくて、少々うんざりしていたのである。そういう背景があり、特に関心が起きずにスルーした。

そして時が流れて2020年1月になって『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』が公開された。するとTwitterのタイムラインで大騒ぎされるようになり、少し興味が出てきた。暗黒を感じさせる怪文書が瀑布のごとく流れてくる。ここでようやく「自分が思っていたメイドインアビスの認識(日常系アニメ)は間違っているらしいぞ」と気づく。

ならば確かめねばなるまい。その真相を確かめるべく、私はアマゾンの奥地(Amazon Prime Video)へと向かった。

 

アニメ『メイドインアビス』1~13話の感想

メイドインアビスのストーリーは主人公リコが伝説的探窟家である母の後を追って「アビス」という地底世界の底を目指す。リコが出会った機械人形のレグもまた、失った記憶を取り戻すため、自らが何者なのかという謎を解き明かすためにアビスの底を目指すというものである。

メイドインアビスで好きだなあと思ったのは、一貫して人は自然(アビス)に勝てないという描き方をしていること。人は絶対に征服することのできない自然を相手に知恵を絞って、なんとか「やりすごす」。倒すのではなくて、先に進むために、生きのびる方法を探す。その自然の脅威が神秘性を帯び、畏怖に繋がってくる。もし、自然がやすやすと倒されるような存在ならばそんな感情にはならない。アビスという正体不明の大いなる存在を描きだすことに成功していると思う。

「白笛」と呼ばれる指折りの実力者はその自然すら屈服せしめてしまうほどの強さを誇るわけだが、自然の恐ろしさを描きだしたからこそ、その驚異的な力が際立って異彩を放つ。

しかし、その白笛すらもアビスに畏敬の念を覚えている。「アビスは全てを与えるといいます。生きて死ぬ、呪いと祝福の全てを。」というのはこの世界を表す象徴的なワード。おそらくライザも、リコも、ボンドルドも、アビスという存在に溺れている。この世界ではいかなる実力者であろうと皆一様にアビスに魅せられているのである。

 

好きな描写

シギーやナットがリコとレグを送り出すところ。ぶっちゃけた話、彼らは主人公サイドの冒険が始まったら出てこない。極端にいえば描写しなくても本筋には支障のない存在である。だが、出立する友人の姿を見て、素直になれないナットの心の機微を描いていたのは良かった。シギーはリコを引き留めなかったが、それは彼がリコを理解していて、引き留められないことがわかっていたからだ。それならば自分にできる力添えをして友人を送り出すことにした。

かけがえのない友人を残して旅立つからこそ、「二度と帰れぬ旅」であることが辛くなってくる。しかし、冒険への憧れは何者にも阻むことはできないのだ。

 

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明の感想

胸がざわざわする映画、というのが真っ先に感じた感想だった。自分の意思とは無関係に、胸の内から頭の芯に向かって何か得体の知れないモノが立ち上ってきているのではないかというような。ざわざわとした気持ちを味わった。

公開中の映画なので本編詳細のコメントはしないが、内容はアニメ13話の直接の続きである。外伝などではなく、本筋の続編なのでアニメ1~13話視聴の上で劇場へ足を運ばれますよう。

はっきり言って、見ている最中は苦しかった。とても辛かった。でも終わってしばらく経てば嫌悪とは違う感情になっていた。

私が思うに苦しさとは乗り越える喜びとセットなのだ。乗り越えた後に振り返ってみると、あんなに辛かったはずなのに不思議と愛おしく感じる瞬間がある。そういう意味では、観客も共に冒険していたし苦難と戦っていたのだろう。

今振り返ると、こんな険しい道を通って来たのだと、どこか懐かしく、そして愛おしく思う。これが、愛なのかもしれない

彼らの前途多難な冒険の先を見つめていたいと、そう思ったのだ。

アニメ『鬼滅の刃』を観た感想

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アニメ『鬼滅の刃』全26話見終えたので備忘録がてら感想を書き残すことにします。漫画版は一切読んでなくてアニメしか観てません。なので省略された箇所とか先の展開は本当に知りません。

 

観ようと思ったきっかけ

私はジャンプ含む漫画雑誌を読まない人間なので、原作のことも全然知らなかった。アニメ版が放映されはじめてから、おそらく昨年の夏ごろから鬼滅の刃というマンガが面白いらしい」という噂が入ってくるようになってきた。後から調べたところ4月からアニメをやっていたらしいのだが、そのころちょうど就職活動と被っていてさっぱり頭に入っていなかった。

12月中旬、冷たい北風の吹きつける時期になった。そのころには論文執筆も峠をこえ、私は若干の暇を持て余していた。何か面白そうなものはないかとAmazon Prime Videoのサムネイル画面をスワイプし続けていた。そこで「鬼滅の刃」を発見し、先述の評判をようやく思い出すのである。

 

観ている最中に感じたこと

主人公、竈門炭治郎が街へ出かけたある日、家が鬼に襲われて家族を惨殺され、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼に変えられてしまう。(1話)

意外とハードな始まり方だなと思った。

主人公がはじめから能力者などではない場合、何らかの事件に巻き込まれて結果的に戦うことになるのが漫画の導入テンプレパターンだ。例えばBLEACHだと一護の家族が襲われて、ルキアに「助けたいなら死神になれ!」と言われて戦うことになる。

だけど炭治郎の場合は帰ったら既に事件が終わってるんだもん(笑)

びっくりしたよね。犯人は誰なのかわからずじまいで、惨殺死体だけが残されてる。しかも妹人外にされてるし。

 

その後出会った鬼殺の剣士富岡義勇の導きにより、炭治郎は鱗滝左近次に師事して鬼殺の剣士を目指すことになる。(1~3話)

ここらへんめちゃくちゃ話がサクサク進むので驚いた。「ドラゴンボール」ナメック星編の重力感で育ったせいで感覚がいかれてるのかもしれない。

 

炭治郎は鬼殺隊の一員となるため、最終選別に挑む。それは鬼が巣食う山で7日間生き抜くという過酷な試練だった。多くの同期が落命する中、炭治郎は見事最終選別を突破する。(4~5話)

いや死にすぎでしょ(笑)「男塾」でもここまで無茶させないぞ?

多分ここが「人殺しの鬼でも元は人間であり、憐れむべき存在だ」という信条の初出。炭治郎のこの方針は継続されていくんだが、いつか足元を掬われるようなエピソードがありそうな気がしてしまう。もしくは、選べない二択を迫られるパターン。というか自分が作者なら絶対描く。

 

炭治郎は禰豆子の協力もあり、初陣を勝利で飾る。次の任務のため浅草へ向かうことになる。(6~7話)

ここらへんで禰豆子を鬼に変えた犯人は鬼舞辻無惨なる人物であることが判明し、炭治郎の目的は鬼舞辻を倒し、禰豆子を人間に戻す方法を探すことになる。その鬼舞辻は鬼たちがその名を口にすることすら恐れる人物らしい。

なるほど目的が明確化してきたぞ。ここまでカタキが誰なのかすらよくわかってなかったからな。

 

浅草に着いた炭治郎は偶然にも鬼舞辻無惨に遭遇するが、人間のフリをした鬼舞辻は人混みに紛れて逃げさってしまう。鬼舞辻は手練れの鬼を追手に放ち、炭治郎を始末しようとする。とある人物の助けもあって、炭治郎は鬼を倒すことに成功する。(8~10話)

ここオタクポイントなんですが浅草十二階(凌雲閣)が一瞬出てくるんですよ!ローゼンメイデンオタクとしては見逃すわけにはいくまい。浅草十二階は関東大震災(大正12年)で倒壊してしまったので、鬼滅世界は明治23年から大正12年の間だということがわかる。今は埋め立てられてしまったひょうたん池の向こうに十二階が堂々とそびえ立つ姿が美しい。

 ここで初めて「十二鬼月」という鬼の精鋭の存在が示唆される。十刃みたいなもんすね。ヤミーの件はあんま好きではないのでそういうことはしないでほしいが…果たしてどうなるか。

 

鬼殺隊同期の善逸と合流し、敵の血鬼術に苦戦しながらも元十二鬼月の響凱を倒す。ひと悶着起こしたものの、伊之助が仲間になる。(11~14話)

1クールが過ぎてやっとパーティーが揃う。炭治郎だけで戦う時期が結構長かった。炭治郎はいい子なのだけれど、人間味に欠ける部分がある衛宮士郎と性質が近くて、正義感が強く、思いやりがあり、努力家で、頭も働くが、「いい人すぎる」。

善逸は臆病で怠け者、伊之助は傲慢で世間知らずと負の側面が強調されているのでパーティー単位だとバランスが取れているのだが…。炭治郎は何か絶望するようなイベントを踏んだ場合に一度完全に心が折れそうで怖い。なぜかそういう危うさを感じさせるんだよな…。ケンシロウのような完全無欠戦士というよりは「俺が強くならないと」という強迫観念に突き動かされてる感じ。そんな印象を受けた。

 

那田蜘蛛山へ来た三人だったが、彼らが目にしたのは先行した鬼殺隊の屍の山であった。今までとは桁違いの強さの鬼の前で炭治郎たちは絶体絶命の窮地に陥ってしまう。万事休す、と思われたが、鬼殺隊最強の剣士「柱」の一員である富岡義勇と胡蝶しのぶの加勢で形勢を逆転する。その圧倒的な腕前を見て、炭治郎たちは己の力不足を実感するのであった。(15~21話)

早くも十二鬼月の一角が脱落したので驚いた。展開が凄まじく早いけど作者は漫画何巻で終わらせる予定なんだろう。ワンピースより早く終わったら笑う。

炭治郎は敵に操られたモブ隊員をなんとか傷つけずに戦闘不能にしようと試みて、見事木にひっかけて動けなくした。と、思ったらその直後鬼に首の骨折られて結局死んだのはエグすぎて作者やるねえ~~と感心してしまった

 

炭治郎は鬼になった妹を連れていたが、鬼だと知りながら助命することは鬼殺隊の規律違反であった。それを咎められ、2人は柱合会議に連行される。大半の柱たちは処刑を主張するが、鱗滝と富岡の助力もあり、「お館様」は2人を助命する判断を下す。(22~23話)

柱が初めて出揃う。甘露寺有明のスタァ(鹿島的な意味で)になれるポテンシャルあると見た

他は……わからん。なんjで富岡が人気者らしいけどなぜそうなった。今のところ一番好感度高いのは順当に胡蝶しのぶだけど、これからどうなるか。

 

心身ともに満身創痍の炭治郎たちは療養ののち、機能回復訓練に臨むことになる。訓練は見た目からは想像できないほど辛く、一時は心を折られかけるが、無事訓練を修了して新たな呼吸法を会得する。傷も癒え、訓練を終えると新たなる指令が届き、次の任務へ出発するのであった。(24~26話)

殺伐とした展開が続いてたから久しぶりに穏やかな気持ちで視聴できた以前Twitterで見た無惨様パワハラ上司ネタをようやく理解した。あそこ別に笑う場面じゃないけど「はいと言っても、いいえと言っても、殺される!」は声出して笑ってしまった。

 無限列車編が早く見たいと思った。続編は今年公開の映画でやるみたいなんだけど、それまで楽しみをとっておくか、原作をすぐ読むか、その葛藤が私の心を離そうとしないのである

 

終わりに

久しぶりにアニメをすごく楽しく観れたなと思っている。生来的に飽き性でよほど気にいった作品じゃないと1クール全部観たりしないのだけれど、自然に次が観たいと思えたので、原作の魅力もさることながらアニメ制作陣の努力も大変なものだったのだと思う。

ufoの美麗作画でヌルヌル動くバトルシーンをぜひ見てくれ!と思います。ありがとうございました。

 

プレイ感想/戦場のヴァルキュリア4

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―あの日のぼくらは、命を懸けうるものがあると、信じていた。それがどんな代償を払うものか、知りもしないで。―

 

今回は『戦場のヴァルキュリア4』の感想です。このゲームは架空の戦争の新人士官であるクロード・ウォレスと彼の部隊「E小隊」の戦いを描いた作品。

ゲームシステムはFPSと戦略SLGを組み合わせた感じ……と言ってもわからないと思うので公式の紹介動画をご覧ください。

www.youtube.com

 

クリアした時のスクショがこれ。

 キャプションの通り、めちゃくちゃリセットしてます。1回目は負け前提で敵の配置、増援の有無、勝敗条件を頭に入れる。それをもとに進軍計画を立てて2回目勝ちにいく。そういう手間のかかるゲームなので好き嫌いは分かれるかもしれませんね。

 ※ここから下はネタバレあり

GOOD POINT

完成されたゲームシステム

アクション性と戦略SLGを組み合わせた「BLITZ」は本当に完成されたシステム。SLGをやっていると煮詰まりすぎて間延びする欠点がある一方、アクションゲームは手先の操作の上手さ(もしくは強い技の単調なゴリ押し)になりやすい。その両方を軽減してくれるので戦略ゲーとしてはテンポよく、アクションゲーとしては戦略性に満ちたゲームに感じられる

 

「戦争の悲惨さ」から逃げなかったこと

これは完全に持論ですが、わざわざ戦争を題材にするならば人間の狂気や悲惨さを描かなければいけないと思う。ヒロイックで気持ちのいい話だけじゃダメ。たとえば『フルメタル・ジャケット』でジョーカーが苦悶の表情を浮かべながら少女を×すシーンみたいなカットが必要だと思うんだよな。

まあ「戦ヴァル」は萌え要素の強いキャラゲーだから期待してなかったけど、「その制約の中でも悲惨さを描くことからは逃げないぞ」という意思を感じた。

特に取り上げて言うとラズが出撃するシーン

終盤、誰かが捨て石になって道を作らなければ全滅になる局面に追い込まれてしまう。クロードは自分で考えた捨て石作戦を「狂っている」と撤回するが、時間的猶予がない中で事態を打開できる作戦はそれしかないことはその場の誰もがわかっていた。ラズは自ら出撃を志願し、クロードは涙を流しながら出撃を指示する。しかし、出撃する隊員は2名で、もう1人はプレイヤーが選ぶことになる。

随伴隊員をプレイヤーの手で選ばせる」仕組みがクロードの心境を追体験させるいい工夫だと思った。これは映画じゃできないことゲームだからできる体験

 

装備管理の簡略さ

SLGやDRPGなどは煩わしい装備管理を迫られる場合が多い。それが面白いっちゃ面白いんだけど、不快に感じる時もある。それを簡略化してゲームのテンポを速めていたのはよかった。

 

BAD POINT

描写の不足

出演するキャラクターの数が多いので尺が足りない、という事情はあるかと思うがカイ(兄)の過去描写は尺を割いて頑張ってほしかった。重要キャラなのに描写が少なすぎた。プレイヤー目線で本当はどういう人なのかわからないまま進んでるのに「兄さんは変わってしまった」とか言われてもね。

 

装備開発周りのUIが悪い

1. 開発可能な装備がある場合は「開発可能な装備があります」とバナーを出すなりして通知してほしい。何も目印になるものがないので毎回わざわざ見に行くはめになる。

2.兵器開発は何回も連続して行う場合が非常に多いのに、1回開発を行うごとにメッセージポップアップが入る。セリフが毎回変わるならともかく、同じセリフを何百回も聞かせる必要性はないと思う

 

一部のユニット(ミネルバ)が強すぎ

相手の陣地を取ればクリアになるマップが多い都合上、進軍ルートの邪魔になる敵を突撃兵や戦車で倒して機動力の高い偵察兵で陣地を取りに行くのが基本戦術になる。偵察兵は機動力や索敵に優れる一方戦闘能力は低いはずなのだが……。

ミネルバが群を抜いた射撃精度とHP回復のポテンシャルに加えて、行動手番を増やすポテンシャルを持っており、デフォルトでリーダー扱いなので毎ターン手番+1回。入れない理由がなさすぎる。ポテンシャル強いんだし射撃能力は並くらいでよかったと思う。

 

おわりに

非常に完成度の高いシステムとシビアなストーリーが持ち味の良作になっていたと思う。足りない点もまああるが、全体として見ればまとまっていた。

ネット上だとストーリーが不評らしい?が俺は好き。

ファンタジー色が薄いのは「ヴァルキュリア」っぽくはないけど、クロードたちはヴァルキュリアが戦場で利用されていくことを否定したい立場なわけだし、アンジェを最前線に立たせるわけにはいかなかったよね。

戦場でイチャコラするなってのは兵器として扱われてきたヴァルキュリア人にも幸せになる権利がある!って表現なので妥当なんじゃない?(自分はギャルゲーファンなので偏った意見だとは思う)

ラズとカイ(リナ)に関しては壮絶な運命が待ち受けているんだから大目にみてあげたら。ラズは故郷にも帰れず冷たい氷の上で1人死んでいくし、カイは幼馴染兼恋人と兄を喪い、アンジェを守るためにこれからの生涯を捧げるんだから。十分すぎるほど罰を受けたんじゃないか?

 

長くなりましたが、PS4のほかSwitchでも遊べるので興味があれば遊んでみてはいかがでしょうか。読んでいただき、ありがとうございました。